新潟市は財政危機、水と土の芸術祭はストップを!

新潟市は、概ね毎年借金が増えており、総額1兆円を超えるのも近い状況にあります。しかも、新潟市の発表では、預貯金にあたる主要基金残高が平成28年度には56億円にまで減少するということです。新潟市自身もこのままでは来年度は119億円の赤字となることを認めています。これは財政破綻寸前ということです。

 それにも関わらず、新潟市は、来年度、2億1200万円を投じて水と土の芸術祭を強行しようとしています。

 平成28年8月に市が実施したアンケートによると、水と土の芸術祭に参加したことのない市民が3分の2にのぼります。市は水と土の芸術祭に経済効果があるとします。これは来場者にいくらお金を使ったか聞くアンケート結果により算定したものです。しかし、そもそも「ついで」に来場した人は、水と土の芸術祭を開催しようがしまいが大体同じ位のお金を使ったと考えられます。それにもかかわらず、当該アンケートはついでに来た人とそうではない人を区別しておらず、経済効果もかなり怪しいものです。つまり、水と土の芸術祭には必要性がないのです。

 ひるがえって、支出をみると、2億1200万円という金額自体は119億円という赤字幅に比べるとたいしたことがないと思われるかもしれません。しかし、水と土の芸術祭には多くの市職員が関与します。それらの職員が他の有益な業務に従事し、他の有益な業務に従事する職員の残業、ひいては残業代を減らすことができると考えると、水と土の芸術祭を行うことによる損失は2億1200万円にとどまりません。また、本当に支出削減が求められるのであれば、そのことに市民の理解が必要ですが、水と土の芸術祭りのような無駄遣いをしておいて、市民に身を切る支出削減を理解してもらうことは可能でしょうか。

 新潟市は水と土の芸術祭をストップすべきです。


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