写真は新潟市秋葉区の山中にある採石跡地です。
ある採石業者が所有者の承諾も得ずに掘削を行い、採石廃止後も植栽などの後処理も行わなかったため、がけ崩れが発生しています。
崩れた土砂は下の方にある河川に流れ込み、既に土砂で川底が高くなっています。このままでは大雨の際には洪水が発生しかねません。
採石法により、新潟市は廃業後2年間は採石業者に対し安全確保のために命令をすることができます。そのため、当方が新潟市に対応を求めたところ、新潟市は2年が経過したので何もできないという対応でした。
権限行使ができる2年間に何もしていなかったということであり、極めて無責任な対応といわなくてはなりません。
水と土の芸術祭のように市民生活にプラスのものを残さないものには大金を使っておきながら、このような防災対策については無為無策というのが現在の新潟市です。
市民の暮らし優先の新潟市政が実現されなければならないと思います。