教員のうつ病発症と労災

教員は長時間労働が著しい職種の一つであり、多くの教員が過労のためうつ病を発症しています。 東京地裁平成29年5月17日判決は、高校教諭のうつ病発症について労災であると認定しています。 参考になると思われるので、以下、紹介…【続きを読む】

公務災害と遂行性

公務員が公務上傷害などを負った場合、公務災害として補償がなされる可能性があります。 公務災害として認められるためには、公務遂行性と公務起因性の2要件が必要となります。 この公務遂行性については、「任命権者の支配管理下にあ…【続きを読む】

「労働することができない」とはどのような場合か(労災)

労災保険法第十四条は、「休業補償給付は、労働者が業務上の負傷又は疾病による療養のため労働することができないために賃金を受けない日の第四日目から支給するものとし、その額は、一日につき給付基礎日額の百分の六十に相当する額とす…【続きを読む】

樹木からの転落と賠償責任(労働災害)

東京地裁平成28年9月12日判決は、植物管理工事において作業員が樹木から転落した事故(労働災害)について、使用者側に損害賠償責任を認めています。 樹木からの転落事案において参考になると思われるので、ご紹介します。 同判決…【続きを読む】

安全扉設置義務について判断された事例(労働災害)

労働安全衛生規則は、以下のとおり定めます。 「第百四十七条 事業者は、射出成形機、鋳型造形機、型打ち機等(第百三十条の九及び本章第四節の機械を除く。)に労働者が身体の一部を挟まれるおそれのあるときは、戸、両手操作式による…【続きを読む】

タンク内での毒ガス(硫化水素)発生と労災

タンク内で作業している労働者が毒ガスで死傷するという事故はそれなりの頻度で発生する労災事故です。 例えば、温泉タンクの清掃作業中に労働者が硫化水素により死亡した事故について、長崎地裁平成28年12月20日判決は以下のとお…【続きを読む】

労働災害(労災)と発注者の責任

労災が発生した場合、労働者を使用していた使用者(あるいはその元請など)が損害賠償責任を負うことは多くあります。 しかし、発注者まで損害賠償責任を負うことは多くはありません。 例えば、津地方裁判所平成29年5月29日判決は…【続きを読む】

有給休暇の強制取得日を休日だった年末年始にしてもよいのか?

2019年4月1日に働き方改革関連法の一部が施行されることになります。 一定の場合に、5日の年次有給休暇の取得を義務付ける有給休暇の強制取得制度も始まります。 ところが、この有給休暇日を、もともと休みだった年末年始の休日…【続きを読む】

転落事故の労災

転落事故は労災の中でも頻繁に発生するものです。 作業現場によって対策は違うものの、高所作業においては防網を設置し、親綱の使用を指導すべきとされることが多く、使用者がその設置をしなかった場合には損害賠償責任が生ずるのが原則…【続きを読む】

海外出張と過労(労災)

労災保険において、過労を原因として脳・心臓血管疾患が発症した、あるいは精神疾患が発症したと言えるためには、強度の負荷がかかったといえる必要があります。 そして、海外出張は、時差による負荷、慣れない業務による負荷という要素…【続きを読む】