過重労働と喘息の重積発作(労災)

子どもにおいてはアレルギーが主原因となって発症などする喘息ですが、大人についてはストレスが原因で発症したり悪化したりすると言われています。 そこで、過重労働により喘息が悪化した場合において労災が認められた事例もあります。…【続きを読む】

ベルトコンベアによる事故と労災

工場で多用されているベルトコンベアをめぐる労災事故は決して珍しいものではありません。 東京地裁平成22年2月19日判決は、労働者が一旦停止したベルトコンベアが再稼動した際にベルトコンベアで左足を挟まれる事故にあったという…【続きを読む】

感電による事故と損害賠償責任(労災)

感電による労災は比較的目にすることの多い労災です。 東京地裁平成22年3月19日判決は、以下のとおり述べ、感電により転倒した発生した労災について使用者の損害賠償責任を認めています。 「本件事故の態様は,ハンマードリルの電…【続きを読む】

有機溶剤中毒による化学物質過敏症り患について損害賠償を命じた事例(労災)

東京地裁平成30年7月2日判決は、化学物質を取り扱う検査業務に従事していた労働者が有機溶剤中毒、ひいては化学物質過敏症にり患したという事案について、以下のとおり述べ、使用者に安全配慮義務違反があったとして損害賠償を命じま…【続きを読む】

不祥事についての調査などによる自殺と労災

新潟地裁平成22年8月26日判決は、以下に述べるとおり、不祥事についての調査により労働者が過重な負荷を受けたとして、労働者が重度ストレス反応により自殺した件について、自殺の業務起因性を認めています。 裁判所はまず、不祥事…【続きを読む】

経営陣側の従業員の長時間労働による労災と安全配慮義務違反

前回紹介した福岡地裁平成30年11月30日判決は、一時役員をしていたこともあるとされる従業員(自動車販売会社勤務)が長時間労働により心筋梗塞を発症した事案に関するものです。 そのため、会社側からは、被災労働者は経営陣側で…【続きを読む】

過労による脳梗塞発症の事件における労働時間の認定(労災)

過労をめぐる裁判においては労働時間の認定が肝となります。 その際、業務日誌などがあれば有力な認定資料となりますが、その信用性が争われることもありえます。 自動車販売会社において従業員が長時間労働のために脳梗塞を発症したと…【続きを読む】

伐木作業中の事故と労災

新潟では伐木作業中の労災が多く発生しています。 伐木作業中の労災は、死亡事故につながることも少なくなく、また、使用者の安全配慮義務違反が認められるケースも相当数あると考えられます。 岡山地裁倉敷支部平成30年10月31日…【続きを読む】

建設アスベスト訴訟福岡高裁判決

本日、建設アスベスト訴訟福岡高裁判決が言い渡されました。 建設業従事者が職場でアスベストに暴露され、肺がんなどにり患したことについて、これまで多くの裁判所が国・建材メーカーの責任を認めてきました。 1人親親方に対する責任…【続きを読む】

時間外労働時間76時間程度で過労自殺を認めた事案(過労死、労災)

厚生労働省の基準では、時間外労働時間が3か月で月100時間を超えるなどの要件を満たした場合に心理的負荷が強と評価され、うつ病り患について労災が認められやすくなります。 しかし、時間外労働時間が月76時間程度であっても、他…【続きを読む】