十分なサポートのないまま困難な仕事をさせたことが安全配慮義務違反に該当するとされた事例(労災、過労死)

徳島地裁平成25年7月18日判決は、設計業務に従事していた労働者がうつ病のため自殺した事件について、会社が十分なサポートもないなま困難な仕事を労働者にさせたとして、会社側に安全配慮義務違反を認めています。 同判決は、以下…【続きを読む】

ルート営業従事者の過労死(労災)

福岡高裁宮崎支部平成29年8月23日判決は、ルート営業をしていた労働者が心臓性突然死をした事例について、労災として業務起因性を認めました。 比較的労働時間が短い労働者について過労死を認めた事例として参考になると思われるの…【続きを読む】

長時間労働によるうつ病発症と使用者の安全配慮義務(臨床検査技師の労災を巡る裁判例を素材に)

長時間労働によりうつ病を発症し、自殺などした場合、労災決定が出されることになります。 さらに、使用者に損害賠償請求をする場合には、使用者に安全配慮義務違反が存在する必要があります。 この安全配慮義務違反については、使用者…【続きを読む】

過労によるうつ病発症と過失相殺(労災)

労働災害を原因として損害賠償請求をする場合、使用者側から過失相殺の主張を受けることがあります。 長時間労働によるうつ病り患などの場合も、うつ病であることを職場に申告しなかったので過失相殺がなされるべきとの主張がありうると…【続きを読む】

ANAクラウンプラザホテル新潟労災事件ご報告について

本年5月20日、ANAクラウンプラザホテル新潟勤務の職員の労災決定が出されました。 昨日、記者会見もしました。 私がホテル側との交渉及び労災申請の代理人をしていましたので、経過などを報告します。 1 経歴・職種 被災され…【続きを読む】

左示指切断の事故による精神障害発症(労災)

大きな労災事故が発生した場合、その精神的ショックにより身体的な傷害・障害だけではなく、精神的な障害を発症することもありえます。 京都地裁平成26年7月3日判決は、ゴボウの袋詰めの機械の操作中に回転歯に挟まれ左示指切断の事…【続きを読む】

いじめ、パワハラによるうつ病り患と労災

いじめやパワハラで心理的負荷が高いと評価される場合、うつ病のり患などが労災として認定される可能性があります。 しかし、実際には、労基署は、長時間労働によるうつ病などは比較的認める傾向にありますが(それでも不十分です)、い…【続きを読む】

フォークリフトによる労災の損害賠償

フォークリフトによる労災事故は比較的多く発生しています。 裁判例でも、フォークリフトによる事故について使用者などの責任を認める事例が多くあります。 フォークリフトが歩行者である労働者に衝突した事故についての名古屋地裁平成…【続きを読む】

熱中症による死亡と使用者の損害賠償責任(労働災害、労災)

これから熱い日が増え、熱中症にかかる方も増えていくと思われます。 熱中症は労災として発生することもあり、損害賠償責任を認める裁判例もあります。 例えば、大阪高裁平成28年1月21日判決は、造園業の従業員が熱中症で死亡した…【続きを読む】

歯科技工士の過労死について歯科医院側に賠償責任が認められた事例

福岡地裁平成31年4月16日判決は、歯科技工士が過労自殺した事案について歯科医院の賠償責任を認めています。 義務違反の判断について参考になると思われますので、ご紹介します。 同事案では、歯科技工士は、おおむね月145時間…【続きを読む】