パワハラと労災についての厚生労働省方針

1 パワハラと労災 報道によると、厚生労働省は、精神障害の労災認定基準にパワハラを織り込んだものを6月1日から適用する方針を固めたということです。 この点、精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会報告書が令和2年5月に…【続きを読む】

労災保険の支給内容 その3 障害給付・障害補償給付

1 障害給付・障害補償給付 労災や通勤中の病気や傷害について治療してもよくならない状態となり、後遺障害が残った場合、以下のとおり障害給付・障害補償給付が支給されます。 障害等級1級 給付基礎日額・算定基礎日額の313日分…【続きを読む】

新型コロナウイルス法律相談 その8 無給医と労災

1 新型コロナ対応と無給医 新型コロナウイルス対応で無給医が駆り出されているものの、労働者扱いされず、労災も使えないとの報道がなされています。 労災について規定する労働者災害補償保険法は、労災保険が支給される場合について…【続きを読む】

長時間労働と劇症型心筋炎(労災)

1 過労による心筋炎が労災として認められた事例 大阪地裁令和1年5月15日判決は、長期間にわたり長時間労働をしてきた調理師がウイルス感染による劇症型心筋炎に罹患し、死亡したことについて、業務起因性を認め、労災と認定しまし…【続きを読む】

新型コロナウイルス感染と労災

1 新型コロナウイルスと労災 新型コロナウイルスの拡大がとまらず、国内でバス運転手が感染するという事例も報道されています。 業務中に新型コロナウイルスに感染をし、休職などした場合、どのような扱いとなるでしょうか。 まずは…【続きを読む】

過重労働と喘息の重積発作(労災)

1 労災としての喘息 子どもにおいてはアレルギーが主原因となって発症などする喘息ですが、大人についてはストレスが原因で発症したり悪化したりすると言われています。 そこで、過重労働により喘息が悪化した場合において労災が認め…【続きを読む】

不祥事についての調査などによる自殺と労災

1 不祥事についての調査などによる自殺と労災 新潟地裁平成22年8月26日判決は、以下に述べるとおり、不祥事についての調査により労働者が過重な負荷を受けたとして、労働者が重度ストレス反応により自殺した件について、自殺の業…【続きを読む】

時間外労働時間76時間程度で過労自殺を認めた事案(過労死、労災)

1 月時間外労働76時間で過労自殺を認めた事例 厚生労働省の基準では、時間外労働時間が3か月で月100時間を超えるなどの要件を満たした場合に心理的負荷が強と評価され、うつ病り患について労災が認められやすくなります。 しか…【続きを読む】

移動時間と過労死・過労自殺(労災、労働災害)

1 移動時間と過労死 最近、報道などで、長時間労働による過労死・過労自殺の認定にあたり、移動時間が労働時間としてカウントされないということが問題とされています。 実際、裁判例においては、移動時間を労働時間とはみない傾向が…【続きを読む】

喘息の治療機会の喪失と公務災害

1 喘息の治療機会の喪失と公務災害 通常、労働災害や公務災害は、業務や公務が原因となって発症した場合に認められます。 別の原因で発症した傷病について労働災害や公務災害が認められることは基本的にはありません。 しかし、裁判…【続きを読む】