時間外労働時間76時間程度で過労自殺を認めた事案(過労死、労災)

厚生労働省の基準では、時間外労働時間が3か月で月100時間を超えるなどの要件を満たした場合に心理的負荷が強と評価され、うつ病り患について労災が認められやすくなります。 しかし、時間外労働時間が月76時間程度であっても、他…【続きを読む】

移動時間と過労死・過労自殺(労災、労働災害)

最近、報道などで、長時間労働による過労死・過労自殺の認定にあたり、移動時間が労働時間としてカウントされないということが問題とされています。 実際、裁判例においては、移動時間を労働時間とはみない傾向があります。 この点、札…【続きを読む】

喘息の治療機会の喪失と公務災害

通常、労働災害や公務災害は、業務や公務が原因となって発症した場合に認められます。 別の原因で発症した傷病について労働災害や公務災害が認められることは基本的にはありません。 しかし、裁判例の中には、別の原因で発症した傷病に…【続きを読む】

時間外労働の少ない教員の過労自殺について公務災害(労災)と認められた事例

労災や公務災害の認定実務においては、時間外労働の時間数が大きな要素として考慮され、時間外労働の時間数が大きくない場合は中々労災や公務災害とは認められません。 しかし、静岡地裁平成23年12月15日判決は、過労自殺した教員…【続きを読む】

セールスドライバーの過労死

熊本地裁令和1年6月26日判決は、セールスドライバーの過労死を労災と認定しました。 参考になるものと思われますのでご紹介します。 このセールスドライバーはクモ膜下出血で死亡しました。 同判決は、被災労働者の発症前1ケ月の…【続きを読む】

2ケ月連続で100時間超の時間外労働をしたこと等から公務起因性を認めた裁判例

人事院「精神疾患等の公務災害の認定について」は、精神疾患発症前2ケ月でおおむね120時間以上の時間外労働をしていたときに強度の精神的負荷があるとしています。 また、1ケ月で概ね100時間以上の時間外労働をしており、過重な…【続きを読む】

ルート営業従事者の過労死(労災)

福岡高裁宮崎支部平成29年8月23日判決は、ルート営業をしていた労働者が心臓性突然死をした事例について、労災として業務起因性を認めました。 比較的労働時間が短い労働者について過労死を認めた事例として参考になると思われるの…【続きを読む】

ANAクラウンプラザホテル新潟労災事件ご報告について

本年5月20日、ANAクラウンプラザホテル新潟勤務の職員の労災決定が出されました。 昨日、記者会見もしました。 私がホテル側との交渉及び労災申請の代理人をしていましたので、経過などを報告します。 1 経歴・職種 被災され…【続きを読む】

バス運転手の過労死(労災)

長野地裁平成28年1月22日判決は、観光バス運転手が脳出血で死亡した事件について、労災との判断を示しました。 同事案では、労働時間は基準に達していませんでしたが、他の要素から業務起因性を認定しています。 同判決は、まず、…【続きを読む】

公務災害と遂行性

公務員が公務上傷害などを負った場合、公務災害として補償がなされる可能性があります。 公務災害として認められるためには、公務遂行性と公務起因性の2要件が必要となります。 この公務遂行性については、「任命権者の支配管理下にあ…【続きを読む】