借金をしたこと等と慰謝料(離婚)

夫婦の一方が借金をしたとしても、それが生活のために必要なものであれば直ちに離婚原因や慰謝料の原因になることはありません。 しかし、遊興のために多額の借金をした場合、借金について他方の配偶者に説明を尽くさないような場合につ…【続きを読む】

夫婦間の取り決め・約束の効力(離婚)

民法754条は、「夫婦間でした契約は、婚姻中、いつでも、夫婦の一方からこれを取り消すことができる」と規定しています。 これを文字通りとらえると、例えば配偶者の一方が不貞をし、他方に対し慰謝料の支払いを約束した場合でも、そ…【続きを読む】

別居期間7年以上でも婚姻関係が破綻していないとされた事例(離婚)

当事者が離婚に合意しない場合、婚姻関係が破綻しているなどの事情がなければ裁判上離婚は認められません。 そして、別居期間が長い場合、婚姻関係破綻が認められやすくなります。 婚姻期間などの事情にもよりますが、別居を2から3年…【続きを読む】

同性愛者同士の内縁のカップルと不貞慰謝料

報道でも話題となりましたが、宇都宮地裁真岡支部令和1年9月18日判決は、同棲愛者同士のカップルの夫婦間において、一方が不貞をしたことについて、慰謝料請求を認めています。 LGBTや同性愛者間の法律関係に影響する可能性もあ…【続きを読む】

特有財産と財産分与(離婚)

離婚の際には、夫婦が共同で作った財産について財産分与がなされることになります。 夫婦の一方が結婚前から持っていた財産、すなわち特有財産については、夫婦が共同でつくったものではないので、財産分与の対象とならないのが原則です…【続きを読む】

算定表を上回る婚姻費用の精算と財産分与(離婚)

現在、養育費や婚姻費用について、裁判所はほぼ裁判所作成の養育費婚姻費用算定表に従った計算を行います。 しかし、現実には、それを多少上回る額の婚姻費用が支払われることもあります。 そこで、そのような場合、過剰分をどのように…【続きを読む】

連れ去りがあった場合と婚姻費用の算定・請求

婚姻費用額は、監護親・非監護親双方の収入、それぞれが監護する未成年子の人数・年齢によって違ってきます。 例えば、一方の親が監護権者のもとから未成年子を連れ去った場合、未成年子を現に育てているのは非監護権者ということになり…【続きを読む】

婚姻関係破綻の認識と不貞慰謝料

不貞相手に対し慰謝料請求をするについては、一般の不法行為による損害賠償請求と同じく、不貞相手に故意・過失があることが必要です。 ここで故意・過失があるとされるためには、少なくとも請求者と配偶者の婚姻関係が破綻していないこ…【続きを読む】

暴力、DVや不貞と有責配偶者からの離婚請求

有責配偶者からの離婚請求については原則認められないというのが判例の立場です。 不貞やDV,暴力が有責性を裏付けることは明白です。 しかし、ここでの有責性というのは一定程度高度なものが求められます。 よって、DVや不貞があ…【続きを読む】

不動産の財産分与(離婚)

住宅は通常物理的に分けることが困難であり、財産分与にあたり、どちらの所有物とするか争いが生ずることが多くあります。 例えば、東京家裁平成28年3月30日決定は、以下のとおり述べて、相手方を主債務者とする債務があり、それを…【続きを読む】