バス運転手の過労死(労災)

長野地裁平成28年1月22日判決は、観光バス運転手が脳出血で死亡した事件について、労災との判断を示しました。 同事案では、労働時間は基準に達していませんでしたが、他の要素から業務起因性を認定しています。 同判決は、まず、…【続きを読む】

プレス機での事故と労働災害(労災)

プレス機での労災は比較的多く発生するものです。 最近の事例としては、平成28年4月28日判決があります。 これは、プレス作業中、不良品を取り除こうとして、手をプレス機に挟まれたという労災事故についてのものです。 同事故に…【続きを読む】

屋根からの転落と損害賠償責任(労災)

屋根での作業中の転落という労災事故はよくある労災であり、裁判例も多くあります。 比較的最近の裁判例としては、東京地裁平成28年5月31日判決があります。 同判決は、以下のとおり述べます。 「スレート葺きの屋根に上がる作業…【続きを読む】

海難事故における安全配慮義務違反(労災)

鳥取地方裁判所平成31年3月22日判決は、漁船の転覆事故という労災事件について、安全配慮義務違反を認め、乗組員の使用者に損害賠償責任を認めています。 海難事故における安全配慮義務違反のあり方について参考となる裁判例と思わ…【続きを読む】

教員のうつ病発症と労災

教員は長時間労働が著しい職種の一つであり、多くの教員が過労のためうつ病を発症しています。 東京地裁平成29年5月17日判決は、高校教諭のうつ病発症について労災であると認定しています。 参考になると思われるので、以下、紹介…【続きを読む】

「労働することができない」とはどのような場合か(労災)

労災保険法第十四条は、「休業補償給付は、労働者が業務上の負傷又は疾病による療養のため労働することができないために賃金を受けない日の第四日目から支給するものとし、その額は、一日につき給付基礎日額の百分の六十に相当する額とす…【続きを読む】

安全扉設置義務について判断された事例(労働災害)

労働安全衛生規則は、以下のとおり定めます。 「第百四十七条 事業者は、射出成形機、鋳型造形機、型打ち機等(第百三十条の九及び本章第四節の機械を除く。)に労働者が身体の一部を挟まれるおそれのあるときは、戸、両手操作式による…【続きを読む】

タンク内での毒ガス(硫化水素)発生と労災

タンク内で作業している労働者が毒ガスで死傷するという事故はそれなりの頻度で発生する労災事故です。 例えば、温泉タンクの清掃作業中に労働者が硫化水素により死亡した事故について、長崎地裁平成28年12月20日判決は以下のとお…【続きを読む】

労働災害(労災)と発注者の責任

労災が発生した場合、労働者を使用していた使用者(あるいはその元請など)が損害賠償責任を負うことは多くあります。 しかし、発注者まで損害賠償責任を負うことは多くはありません。 例えば、津地方裁判所平成29年5月29日判決は…【続きを読む】

転落事故の労災

転落事故は労災の中でも頻繁に発生するものです。 作業現場によって対策は違うものの、高所作業においては防網を設置し、親綱の使用を指導すべきとされることが多く、使用者がその設置をしなかった場合には損害賠償責任が生ずるのが原則…【続きを読む】