新学期に向け、授業のリモート化と親世代への新型コロナワクチン優先接種を求める申し入れ

新潟でも、全国でも、新型コロナウイルスの蔓延が止まりません。
現在、まん延しているデルタ株については、従来株と異なり、児童に感染しやすいとされています。
児童の親世代である30代、40代には未だ新型コロナウイルスのためのワクチンが十分接種されていません。
このまま新学期を迎えると、児童が学校で新型コロナウイルスに感染⇒ワクチン未接種の親に感染し、重篤化⇒児童の生活が成り立たなくなる、という事態も想定されます。
そのため、新潟市民オンブズマンは、本日、特別警報が発令されている新潟市について、新潟市長と教育長に下記の申し入れをしましたので、お知らせします。

            申  入  書
                   
                       2021年8月20日
新潟市長 中原八一殿
新潟市教育長殿
              新潟市民オンブズマン代表 谷 正 比 呂
(連絡先:斎藤裕
〒951-8116 新潟市中央区東中通一番町86-51 新潟東中通ビル5階 
電話番号025-211-4854 fax025-211-4857  

             申入の趣旨
1 園児、小中高大学生の子を持ち、同一住居で暮らしている市民について、新型コロナウイルスワクチンの緊急接種対象としてください。
2 新潟市立の学校等において、教職員や生徒らに不織布マスクの着用を義務付けるとともに、特別警報発令中については、希望者についてWEBでの授業対応とするなどしてください。

             申入の理由
1 現在、新型コロナウイルスが県内外でまん延しており、新潟市には特別警報が発令されているところです。

2 そして、現在流行中のデルタ株については、児童への感染と、児童から親への感染が指摘されており、現実に家庭内感染による死亡事例も報告されているところです。
 8月23日の週からは学校が順次再開されます。また、親世代である30~40代にはいまだにワクチン接種が行われておらず、学校経由で児童が感染し、それが親世代にも感染し、親が身動きも取れなくなり、児童の家庭での生活もままならなくなる事態が懸念されます。

3 ついては、市民・児童の安全を守り、市民病院等医療機関の負荷をこれ以上増さないためにも、申入の趣旨記載の対応を申し入れます。
                             以上

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です