医師の過労死と公務災害・労災についての裁判例

1 医師の過労死と公務災害・労災 医師は労働時間が長くなりがちですが、それだけではなく、労働時間以外にも負荷が大きくなりがちです。 そのためこれまで少なくない数の過労死が発生し、裁判で過労死・公務災害の該当性が争われてき…【続きを読む】

労災と解雇

1 労災と解雇 労災でケガをした場合、従来と同じようには就労できないこともあります。 それを理由に解雇されることもありえます。 しかし、労基法は以下のとおり定めています。 第十九条 使用者は、労働者が業務上負傷し、又は疾…【続きを読む】

教員の過労死と風呂敷残業、部活(労災、公務災害)

1 教員の過労死   教員は労働時間が長く、過労死も多く発生しています。 教員について特に問題になるのが、風呂敷残業や部活についてどう評価するかです。 これらについては労働時間にカウントすべきではないとの主張も…【続きを読む】

労災による傷病から生じた二次的精神疾患

1 労災による傷病の二次的精神疾患 業務により生じた傷病の程度等によっては、そのストレスでさらに精神疾患に罹患することがあります。 厚生労働省の作成する業務による心理的負荷評価表では、業務上の疾病により、 「長期間(おお…【続きを読む】

パワーハラスメント、パワハラ

1 トヨタがパワハラ自殺で和解成立 報道によると、トヨタで発生したパワーハラスメントが原因の自殺について和解が成立したとのことです。 ご遺族や代理人ほか関係者のご努力のため高い水準の解決がなされたように推察します。 もち…【続きを読む】

パワハラと労災についての厚生労働省方針

1 パワハラと労災 報道によると、厚生労働省は、精神障害の労災認定基準にパワハラを織り込んだものを6月1日から適用する方針を固めたということです。 この点、精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会報告書が令和2年5月に…【続きを読む】

労災保険の支給内容 その3 障害給付・障害補償給付

1 障害給付・障害補償給付 労災や通勤中の病気や傷害について治療してもよくならない状態となり、後遺障害が残った場合、以下のとおり障害給付・障害補償給付が支給されます。 障害等級1級 給付基礎日額・算定基礎日額の313日分…【続きを読む】

新型コロナウイルス法律相談 その8 無給医と労災

1 新型コロナ対応と無給医 新型コロナウイルス対応で無給医が駆り出されているものの、労働者扱いされず、労災も使えないとの報道がなされています。 労災について規定する労働者災害補償保険法は、労災保険が支給される場合について…【続きを読む】

長時間労働と劇症型心筋炎(労災)

1 過労による心筋炎が労災として認められた事例 大阪地裁令和1年5月15日判決は、長期間にわたり長時間労働をしてきた調理師がウイルス感染による劇症型心筋炎に罹患し、死亡したことについて、業務起因性を認め、労災と認定しまし…【続きを読む】

新型コロナウイルス感染と労災

1 新型コロナウイルスと労災 新型コロナウイルスの拡大がとまらず、国内でバス運転手が感染するという事例も報道されています。 業務中に新型コロナウイルスに感染をし、休職などした場合、どのような扱いとなるでしょうか。 まずは…【続きを読む】